製作風景「 淡水アンコウ 」の 版画 を製作中 - アンコウ

製作風景「 淡水アンコウ 」の 版画 を製作中

淡水アンコウ の 版画 を先日から彫り始めたので、その 製作 風景を紹介します。

今回 製作 に取り掛かっている 版画 の 淡水アンコウ は、以前の記事に スケッチ で紹介した 淡水アンコウ が元になっていて、その 淡水アンコウ の スケッチ を 版画 用に描きなおしました。

09.10.30-01.jpg淡水アンコウ を彫ろうと思った動機は、かつて 万博記念公園 で開かれた 古代魚展 で展示している 淡水アンコウ を初めて見たときのことが、ボクの中でとても印象に残っていたからです。

その時アマゾン川の淡水にも アンコウ がいることを初めて知りました。

淡水アンコウ は海水の アンコウ と比べると、頭に突起がない部分を除くとそれ以外は、体が平べったい感じで頭の部分が大きくて、口も大きく下あごや頭の左右の部分に細かいひげがたくさんあるのは全く変わりありません。

製作 中の 淡水アンコウ の 版画 では、 淡水アンコウ がアマゾン川の小石がある砂底でゆっくり寝転んでいる感じを表現したいと思っています。

版画 を彫り始めてから今までは、 淡水アンコウ の外縁が完全に彫れて、彫った跡のバリ取りをしているところです。

09.10.30-02.jpgそれにしても 淡水アンコウ の細かいひげがたくさん並んでいる細部を彫るのには、ずいぶんと時間がかかり苦労しました。

この後は、 淡水アンコウ の体の内側にある外線や体の模様などを 淡水アンコウ らしく出すように彫っていきます。

これから彫っていく部分は、外縁の細部よりも苦労すると思いますが、体全体が 淡水アンコウ らしくなるようにどんなに難しくてもややこしくても一生懸命必死に彫っていきます。

満足できるすごく良い 版画 の 作品 を完成させたいです。

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スケッチ「 淡水アンコウ 」

前回に引き続き、今回もボクが描いた スケッチ とあわせて、ボクの好きな 魚 を紹介したいと思います。

今回ご紹介するボクの好きな 魚 は 淡水アンコウ です。

09.09.11.jpg淡水アンコウ はアマゾン川の淡水に生息する珍しい アンコウ です。

淡水アンコウ はたった1種類しかいないのですが、 アンコウ のなかまには珍しい種類がいろいろいます。

例えば、胸ビレで歩くように泳ぐ イザリウオ 、 アンコウ でありながら小型の アカグツ 、頭部が真上から見ると三角形の バットフィッシュ 、体全体がやや平べったい ホソアンコウ や クツアンコウ 、深海に住む フサアンコウ など、これらの アンコウ のなかまは全て変わった体型をしています。

淡水アンコウ の体の特徴は、他の アンコウ たちと同じように頭部や口が大きいことです。

淡水アンコウ は生きた金魚やフナなどをエサにしており、大きな口でそのエサを1匹ずつ一気飲みのように食べてしまいます。

ボクが 淡水アンコウ を実際に見たのは 万博記念公園 で 古代魚 展が開かれている時でした。

万博記念公園 の 古代魚 展では、アマゾンの 古代魚 たち( スポテッドガー 、 キャットフィッシュ 、 プレコトマス など)いろいろ展示されていました。

その他に海水の 魚 が淡水化されたものでは、 淡水アンコウ 、 淡水エイ 、 淡水フグ も展示されていました。

万博記念公園 の 古代魚 展で見た さかなたち の中で、いちばん印象に残ったのが 淡水アンコウ で、その時からボクは 淡水アンコウ がとても好きになったのです。

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焼物「 アンコウ 」作品0001

ボクは「 さかなたち 」を 版画 ではなく 焼物 で立体的に表現することもしています。

この作品は アンコウ ですが、 アンコウ は体が大きくて口を開けている瞬間がとても面白いです。

y0001.jpgアンコウ を 焼物 にするのは背中のトゲのような模様や頭の突起など細かい部分を表現するのに苦労しました。

それでも粘土の塊からだんだん アンコウ の形に出来上がってくるのは 焼物 を製作していく中の楽しい工程です。

粘土が乾いて素焼きにした後、バリ取りや薬つけなどは 焼物 の最終工程なので気を使います。

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