版画 「 ビッグスリー 」作品００６３ - マンボウ

この版画は、海遊館で展示されている ジンベエザメ と同じ太平洋の巨大な 水槽 で泳いでいる 最大種 ばかりを３匹揃えて彫った作品です。

ジンベエザメ を除くこの３匹の魚は、 マンタ と ナポレオンフィッシュ と マンボウ です。

これら３匹はすべてそれぞれの種類の中の 最大種 です。

まず マンタ は エイ の なかま の 最大種 で、和名は オニイトマキエイ と言います。

ナポレオンフィッシュ は ベラ の なかま の 最大種 で、和名はメガネモチノウオと言います。

そして マンボウ は フグ の なかま の 最大種 です。

マンボウ は体全体が卵型のように丸く、海中では体が光ったように見えることから、 サンフィッシュ と言われています。

これら３匹が同じ 水槽 で泳いでいるのは大変珍しく、日本では 海遊館 ぐらいだと思います。

三重県志摩市の賢島には、 マンボウ で有名な 志摩マリンランド という 水族館 があります。

この 版画 は、 志摩マリンランド に展示されている マンボウ たちが、 水族館 の大きな 水槽 で泳いでいるところを彫った 作品 です。

この マンボウ たちがいる 志摩マリンランド の大きな 水槽 には、大きい マンボウ や小さい マンボウ など色々な大きさの マンボウ が１０匹以上も泳いでます。

その他にも小型の サメ や エイ などの なかま も泳いでいます。

この マンボウ たちの 版画 では、色々な方向に泳いでいる８匹の マンボウ を面白く表現しました。

マンボウ の体の明るい部分や暗い部分を、 マンボウ の感じがでるように彫って 版画 の 作品 にするのは苦労しました。

マンボウ が泳いでいる体の特徴は、後方についている上下のヒレを左右にゆっくり振るように動かして悠々と泳ぐことです。

この 作品 は 版画 「 ケルプの森 の マンボウ 」作品００２７ を１匹の マンボウ にスポットを当てて 製作 した 版画 です。

１匹の マンボウ を主人公にして、 マンボウ と同じ 海遊館 の「 ケルプの森 」の 水槽 で泳いでいる他の さかなたち を表現してみました。

海遊館 の「 ケルプの森 」の 水槽 には、 マンボウ の他に ガリバルディ （大型の スズメダイ ）や ケルプバス （ ハタ のなかま）などが群れで泳いでいます。